℃-uteも事務所もヲタもよく頑張った

℃-ute日本レコード大賞の最優秀新人賞を受賞した。
人気の低迷に加えて、スキャンダルの続いたハロプロにとって、これは非常に喜ばしいこと。
一般人からは酷評されようとも、ハロプロのヲタは素直に祝福してあげるべきだと思う。
イベントで地方を回る、地方の放送局に足を運ぶ、有線のリクエストを促す、
といった昔ながらの地道なプロモーションが実を結んだと言える。
デビュー以来、全てのシングルが5位以内、しかもリリースの度に売上枚数を伸ばしている。
最新シングルの「都会っ子 純情」では、オリコン初登場3位というインパクトも残せた。
これは、低迷中のハロプロのユニットとしては異例のこと。
℃-uteの売り出しのために事務所が、かなり力を入れていたと思われる。
その結果、ベストヒット歌謡祭や全日本有線大賞などの年末の歌番組にも出演することができ、
一般人にどう思われたかは別として、ゴールデンタイムで℃-uteをアピールすることもできた。
そして、今回の日本レコード大賞最優秀新人賞受賞で、℃-uteにさらに箔がついた。
事務所の戦略にヲタの力が合わさって、全てがうまい方向に行ったのだろう。
それに刺激されたのか、Berryz工房も最新シングルの「付き合っているのに片思い」で、
自己最高の初動枚数を記録して、℃-uteの「都会っ子 純情」の初動枚数を上回ったりと、
低迷しているハロプロの中でも、少し変化がおきつつある。
そのため、今回のこともベリキューのヲタがお互いに叩き合うのではなくて、
お互いのユニットを高める方向にエネルギーを使ってほしい。
それに、最新シングルの「みかん」でオリコンの連続ベスト5入りを逃し、
売上枚数でもベリキュー並にまで落ち込んだ、モーニング娘。のヲタも危機感を持って頑張って、
この3組で低迷しているハロプロを少しでも盛り上げてほしい。
今回の℃-uteの日レコード大賞最優秀新人賞受賞が、そのきっかけになってくれればと思う。